パーツは基本的に店で買う訳だが、誰もが気軽に店まで足を運べる訳ではない。管理者は東京在住ゆえ秋葉原のパーツ屋や新宿などの量販店に買い物に行く事ができたが、何分パーツの種類も多くケースなどの大きい部品もあるので、1度の買い物ですべてを揃えるのは現実的ではない。そこで考えられるのが通販の利用だ。
店頭で直接買う場合と比べた場合、通販の利点は店まで出向く事なく商品を手に入れられるので楽な点、欠点は納期が遅い点や業者の信頼度の問題などが挙げられる。しかし、最近は秋葉原に事務所を置きつつ店頭販売せずに通販のみを行うショップが増えたり、同じ店でも店頭販売より通販の方が安かったり、という事がままある。なので、適度に通販を利用した方が、全品アキバで店頭買いするより楽に、かつ安く済むと思われる。
通販を利用するにあたって、管理者は価格とともに納期を重視した。既に稼働しているマシンを改造する場合、通販でパーツを買って届き次第組み込む、なんていうのでもOKだが、新たにパーツを集めてPCを自作する場合は少なくとも基本的な部品が揃わないと組めない。通販でいくつもパーツを注文する場合、納期のもっとも遅い商品に組み立て時期を左右されてしまう事になる。さらに通販の場合は届くまで中身を改められない訳で、品物が届いてみて「あっ、ケーブルが足りない」なんて事も十分あり得る。この為、通販の品物が届いた後で足りない物を買い出しに行く必要が出る可能性が考えられる。こんな事で組み立てが何週間も遅れてストレスが溜まるのはイヤなので、通販では納期が3〜4日以内の商品のみを購入するという方針をとった。
さて、そうと決まれば次は「何を通販で買うか」だ。店頭で買うよりもメリットが大きい品物を買えばいいのだが、現段階では予算を決めかねているパーツもあり、それらは後で選ぶ事にしてここでは除外。大きくて重い品物は自分で持ち帰るのが面倒そう、という事でケース、さらに店頭より安く買えそうだったマザーボード・CD-Rドライブを注文した。
注文から3日後、パーツが到着。ケース・マザー・CD-Rドライブの3品注文したはずが、届いた段ボールは2つだけ。片方はケースの箱らしいが、型番が注文したのと違う。なんか不審な気持ちを抱くが、開けてみるときちんと注文通りの品が入っていた。おそらくフレームがほとんど一緒なので梱包も流用しているのだろう。

実物の型番はTK-3004Gだが、梱包にはTK-3001と書いてある
とすれば、もう一つの方に残りの2品が入っているはず。ところが、それにしては不自然に大きい段ボールの梱包テープにはABITの紋が。しかも箱側面には注文したのと違うマザーボードの型番が。…おいおい、大丈夫かい。しかし開けてみれば問題は無し。中には大量のスチレンに囲まれ、注文通りの2品が入っていた。どうやらこの段ボールはマザーボード仕入れ時の10ケース入り箱を流用したらしい。
通販で頼んだ物以外を買えばいい。という訳で、買い出し当日にWebで価格調査を行い(これ重要)、さらに何店か回って購入していく。ただ、対応の怪しい店が無い訳でもないので、価格だけを基準とするのではなく、最安値から数百円差までを許容範囲として購入店はなるべく絞るようにした。
さて、その他もろもろの調整の結果、最終的に以下のパーツを入手した。値段は購入時の金額、すべて税別。ここでは箱入りで買った物をリテール、箱なし物をバルクとしている。
組立の際にはこの他に、FDDケーブル・ATA(IDE)ケーブルや電源ケーブルといったものが必要になる。基本的には、ケース(電源)とマザーを買えば付属してくる。電源ケーブルはこれで足りるはず(というより、足りないようなら電源を交換する必要がある)。FDDも1台しか載せないなら問題ない。
問題はATAケーブルで、マザーには1本しか付いてこない。1本でATAドライブを2台まで接続可能で、通常はこれでHDDとCD-ROMドライブを繋ぐ訳だが、マザーに付属するATA100なり133なりの高速ケーブルはHDD専用にしたいところ。それでなくても、今回のようにCD-ROMを読めるドライブを2台使う場合やHDDを2台載せる場合、もう1本ATAケーブルが必要になる。管理者はリテールのCD-Rドライブ(普通はノーマルATAケーブルが付属してくる)を買ったので追加する必要は無かったが、バルクを買った場合は別にATAケーブルを調達する事になる。