残るはドライブ類のマザーとの接続と電源供給、これらの為にケーブルを繋ぐ作業だ。電源ケーブルはケースの電源から取れる。FDDやATAのケーブルは必要分揃っている。今回の場合、マザーを買うとATA100ケーブル(HDD用)とFDDケーブルが1本ずつ付属。リテール品のCD-RWドライブを買うと普通のATAケーブル(リムーバブル用)が1本付属。うまく不足無く揃えられたので、ケーブル単品は購入していない。
マザーボードのマニュアルを片手に、ケーブルを次々に挿していく。作業の方は順調に進んだかに見えた…ところが大問題発生。HDDが邪魔でATAケーブルをマザーに挿せない! なんという。

ATAソケットの上にHDDが来てしまい、ケーブルを挿せない
HDDを一つ下のベイに移せば解決しそうだが、そう簡単にはいかない。そのままHDDだけを抜き取ろうとするとDIMMソケットを直撃。では3.5インチブラケットを外せば…そもそもドライブ入ったままじゃ外せない。じゃあDIMMを抜けば…どっこい、邪魔なのはDIMM本体じゃなくてソケットのツメ。つまりマザーごと抜き取らないとHDDの位置を変更できない…? って事は今まで組んだの水の泡ですか?
…ところが間一髪で危機は回避。DIMMソケットのツメを倒し(メモリを片側だけ抜く)、そうっとHDDを傾けながら抜き取ると、何とかうまくいった。

うまくHDDを抜き取り、隣のベイに付け直してATAソケットをサルベージ(?)
なんとかHDDを付け替えて、ATAケーブルの接続をやり直す。5インチドライブへのケーブル取り付けは狭いのでやりにくい。しかもジャンパスイッチの設定を忘れており、ここで同時にやる羽目に。ケーブル取り付けはマザー取り付け後じゃないとできない作業なので致し方ないが、ジャンパくらい先にやっとけばよかった。反省。
未使用の電源ケーブルの類や、FDD・ATAケーブルの余りはドライブベイの空きスペースに放り込んでおく。これで最小構成(ATAPIドライブは2台あるが)での起動ができるようになったはずだ。

ケーブルを繋ぎ終えた図。AGP/PCIソケットにはまだ何も無い
さて、コンセントに電源を挿し、モニタケーブルをオンボードVGAに繋いで電源オン。本体のLED点灯、モニタにも起動画面が。でも何か忘れてるような…。あ、キーボードとマウスを忘れていた。
仕切り直し。再度電源を入れ、起動画面へ。メモリは512MBちゃんと認識されている。が、CPUの認識が妙な事になっている。85MHz×6=301MHz…? これ、実はBIOSが古い為の認識ミス。あらかじめ知っていたので特に驚きはせず。ん…FDDのランプが点きっぱなしだな。これは…あ、ケーブル逆に挿してた。これも挿し直して、もう一度電源投入。今度こそ行けるはずだ。

電源投入、起動!
BIOSセットアップで起動ドライブの設定を確認。さて、最初にするのは…もちろんBIOSアップデート。最新BIOSに上げる為のブートFDは既に作成済み。これを突っ込んで再起動。DOS画面でrunme.batを起動して、何度かキーを押すとアップデート開始。終了するが、画面上に指示されたキーが効かないので、本体のボタンでリセット。再起動後の画面では、正しくCeleron 100MHz×12=1.2GHzと認識された。バンザーイ。
続いて、ひととおりBIOSセットアップの画面を眺める。ファンの回転数やCPU温度なんてのも出るんだな。参考程度にしかならんらしいが。次はいよいよOSインストール、そして周辺機器の接続だ。

PC状態チェック画面
Windows2000をインストール。無事にドライブ類を完全認識したのを確認して、とりあえず仮眠。5時間後に起床。寝たときと同じ画面だ。とりあえず5時間の連続稼働はOKの模様(汗)。
拡張カード類の取り付け。まずはネットワークカードを取り付け。ま、これは何の問題もなく認識。まだEthernetケーブルは繋がないでおき、次へ。

玄人志向グラフィックボードGF2TI-AGP64BI。青い
グラフィックカードは玄人志向のGeForce2Ti青基板モデル。この時まだ発売されたばかりで、ネット上にも使用報告がほとんどない状態だった。玄人志向の掲示板にはボツボツと不具合報告が。今回もっともヤバそうな代物である事は間違いない。
とりあえず挿して起動したら、画面に一切何も表示されなくなった。カードのファンは回っているから接触は大丈夫みたいだし、一応PCも起動はしているようだが…。とりあえず一旦カードは抜く。オンボードVGAを有効にしてちゃダメなのか? と思って、何気なくBIOSでDisabledに。それでも画面が出ない。しかも、カード抜いても何も出なくなってしまった。さらに、慌てて電源入れたままカードを挿し直し、マザーが警告音を出し始める。
うーむ、やはり玄人志向は素人が手出しをしてはならん品物なるや? おそらくBIOSを元に戻せば何とかなるが、画面が出ない状態でBIOSを操作するのは最終手段にしたいところ。ここで、現在常用している別のマシンに画面を切り替えてネットを捜索。この製品に限らずAGP関係の問題を広く検索すると、何やら参考できそうな記述が。AGPのスロットは大変固く、かなり力を入れて挿さないと認識されないとか。もう一度、今度は力を入れて挿してみると、なるほどさっきより一段深く挿せた。しかしスロットの片側だけ深く入ってるような…おかげで固定金具が浮いちゃってる。しかし浅い側もいくら力を込めてもこれ以上入らないので、試しにこのまま起動。すると…あっさり認識、画面も表示、OSも起動。なーんだ、挿し方が甘かっただけかぁ。でも斜めなのは気になる…ま、動いているので放置。
Plug and Playでカードは認識されたがドライバが見つからない。添付のドライバCDを入れても検索されない…なんでVantaのドライバが選ばれるのよ…。しかし裏で何やら自動起動のアプリケーションが起動している。実はこのCDにはきちんとドライバが入っているのだが、.infファイル経由でなく自動起動アプリケーションからインストールできるようになっていたのだった。気づくだろうとはいえ、自動起動をオフにしている人もいるし、できれば.infを用意して欲しかったような…。(ま、そもそも玄人志向買うような人はさっさと自分で最新ドライバ取りに行くんだろう。管理者もネット接続後すぐにnVidiaの最新ドライバに入れ替えた)
さて、ここまで揃えばあとは付加的なものばかり。とりあえず、オーディオカードAudiowerk8をPCIに足したところでハードの増設は打ち止め。本当はオーディオ関係のチェックをしなければならないのだが、スピーカーをまだ付けていないので。続いてWindows2000の環境整備に入る。DirectXを入れても問題なし、3DMark2001も動いた。ネットに接続、OSアップデートも終了。
各種ベンチマークを試してみて、これまでとの違いにウハウハしてみる。使用メモリにもよるので一概には言えないが、通常のSDRAMを使った場合、Celeron 1.2GHzは同クロックのAthlonやPentium4と比べても遜色ない処理速度を見せるようだ。
特に驚いているのはHDDの静かさだ。動作中のLEDが点滅しているのを見ないと、HDDが動いているのに気づかないほどだ。隣のマシンや電源ファンの方が五月蝿いので、それにかき消されているだけなのかもしれないが。

稼働中。マウス・キーボードの置き場がないのでマシンの上に。隣は旧メインのGateway機(Pen3-450MHz)